正しい振る舞いとご褒美(おやつ)を結びつける
こんにちは、アドリーナウィルヘルムです。今日はおやつを使って犬を訓練する方法です。訓練では叱るより、褒める方が効果があります。褒めることで犬がその振る舞いを繰り返すようになるためです。犬の振る舞いを訓練するのは、褒めることが最も効果的な方法のひとつです。
そこで必要なのが、おやつです。最も適したおやつは小さく、あなたの犬が大好きな物がいいでしょう。おやつは犬の食事のごく一部に抑えましょう。おやつをあげ過ぎると、肥満になったり、その他の健康問題が起こります。タイミングも重要です。ご褒美をすぐにあげないと、正しい振る舞いとご褒美を結びつけられないのです。
例えば、訓練で犬を座らせます。犬が立ち上がった時にご褒美をあげると、立ったことを褒められたと思うのです。犬に長い文章は理解できません。「いい子にして、じっと座っていて」と言っても通じません。短く完結にしましょう。よく使われる指令には、「オスワリ」「マテ」「フセ」「降りろ」(私の上や椅子などから降りて)「タテ」「オイデ」「ツケ」(私の側を歩け)いずれも、できた時だけすぐにおやつをあげます。

おやつを使って犬のしつけ司令は短くわかりやすく
犬のしつけには一貫した司令が大切
家族全員が同じ指令を使う必要があります。そうでないと犬が混乱します。全員が指令に慣れるまで、指令の一覧表を貼っておくといいかもしれません。一貫しているということは、いい振る舞いをしたら褒め、いけない振る舞いをしたら褒めないということでもあります。犬に指令を教えるうえで、褒めることはとてもいいことです。いい振る舞いを促すことができます。
犬がドアから飛び出さないようにするために、外に出す前に座らせたり、人に飛びつかないように撫でるまえに座らせたり、食事マナーを教えるために、食べる前に座らせましょう。足もとで静かに座っていられたら、褒めてあげましょう。また、靴ではなくおもちゃを噛んでいたら、その中におやつを入れましょう。

おやつを使って犬のしつけ正しい振る舞いとご褒美を結びるける
間違った振る舞いを褒めないように注意してください。例えば、近所で物音がするたびに犬を外に出すと、やってほしくない振る舞いに対して、庭に出すというご褒美をあげることになってしまいます。おやつは、犬のいい振る舞いを促すために、とてもいいご褒美です。始める前には、獣医やドックトレーナに相談してください。
おやつを使ったしつけのまとめ
- 訓練では、叱るより褒める方が効果がある
- タイミングが大切、正しい振る舞いをしたらすぐに褒める
- 指令は短く、優しいものにする
- 指令とご褒美は一貫していることが大切です
- おやつを使って、良い振る舞いを促す